函館市地域交流まちづくりセンター視察
■函館市地域交流まちづくりセンターについて
設置の経緯
大正末期に呉服店(後の百貨店)として建設されたものであり、その特徴的な外観は、都市景観の形成上重要な価値があると認められる建築物として、平成元年に市の景観形成指定建築物等の指定がされている。
その後市分庁舎として使用していたところであるが、老朽化が著しいことから平成9年度に耐震度調査を実施した結果、耐震安全性に疑問があるとの診断がなされた。このことを受けて、保存活用の検討に入り、平成15年度に基本構想を策定し、平成17年度から平成18年度までの改修工事を経て、平成19年4月に開館している。
一方、市では市民の自主的で公益的な市民活動を支援し、行政と市民・企業が協働し、豊かで活力あるまちづくりを推進するこを目的に、平成16年4月1日から本庁舎4階の企画部政策調査課内に「市民活動サポートセンター」を設置していたが、市民活動団体等のさらなる支援機能の充実を図るため、庁舎外に専用のスペース確保を検討していたことから、この機能を地域交流まちづくりセンターの3階に移管したところである。
施設の概要
施設の構成・特色
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管理運営方法
・指定管理者制度導入(平成19年4月)
・指定管理者
NPOサポートはこだてグループ
・指定管理期間
平成19年4月1日~平成22年3月31日
管理運営費
・市からの指定管理料 3年間の上限額 112,046千円
(平成19年度 37,398千円)
主な事業
1.市民活動に関する情報の収集および提供、助言、講座の開催ならびに活動の提供その他の市民活動支援。
2.市民への交流の場の提供および交流等に係る講座の開催等
3.地域の情報の発信に関すること。
・ホームページの開設および1階の各コーナーにおける情報提供等
・情報誌の編集および発行
・地域の魅力発見のための講座開催