元町配水場視察
元町配水場のあらまし
元町排水場には、明治22年(1889年)完成の中区配水池と明治29年(1896年)完成の高区配水池があり敷地面積は約6.4ヘクタールあります。
中区配水池は100年を経過した現在もその役割を果たしている日本最古の配水池で、厚生省が企画した近代水道百選にも選ばれています。
配水池の有効容量は、中区配水池が4,743立方メートル、高区配水池が2,765立方メートルです。
高区・中区とも無蓋でしたがその後大正9年(1920年)から11年(1922年)にかけて、水の汚染と凍結を防ぐため鉄筋コンクリートの蓋を取り付け、中間壁を設けて2池にしました。
この配水池からの水は、函館山周辺の市民約2万人が使用しています。